テロを止めるアプローチとは?ソマリアで元テロリストの社会復帰を目指す挑戦。

こんな人に読んで欲しい

  • ソマリアって…?
  • 紛争解決にアプローチするNPOに興味がある!
  • 自分も紛争解決に従事したいと思っている人
  • 「テロ」に関心がある方

私がメンバーとして所属・活動しているNPO法人アクセプト・インターナショナルでは、「テロと紛争の解決」をミッションに掲げて、ギャングや元テロリストが武器を捨てて社会に戻っていくための支援をしています。

※詳しくはアクセプト・インターナショナルのHPをご覧ください!ギャング解散式の動画や、その他ご覧いただけるコンテンツを多数ご用意しております。

 

アクセプト・インターナショナルでは現在、ソマリアにてDRRプロジェクトをベースに事業を展開しています。

このプロジェクトでは、いわゆるテロ組織「アル・シャバーブ」からの投降兵・逮捕者が脱過激化し、社会に戻る支援を通じて根本的な問題解決を目指しています。

※アル・シャバーブとは、アメリカ同時多発テロの実行犯であるアルカーイダに忠誠を誓い、アフリカで最も危険ともされている組織です。

2019年に始めたDRRプロジェクトですが、2020年11月時点でテロ組織の投降兵・逮捕者合わせて、1070名に対してプログラムの提供を行ってきました(間接支援を含む)。

※詳しいDRRプロジェクトの説明については、クラウドファンディング特設ページを是非ご覧ください!

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私がアクセプト・インターナショナルで  インターンを始めたきっかけは、シンプルにいうと「日本で唯一紛争解決・テロ解決の最前線に直接従事している団体」だからです。

自分がこのテロや紛争解決に興味を持った理由はいくつもありますが、団体の理念である「テロと紛争の解決」という部分に心が震えました(ありきたりな言い回しではありますが)。

団体に加入してからの感想は、一言でいうと「やばい」でした。正直にいうと、アクセプト・インターナショナルという団体を知った段階では、紛争解決という目標を民間セクターが持ち、活動することに対して「信じられない」「できないのではないか」という思いを抱えていました。

普段から社会問題などについて考えている学生でも、現実には実現不可能なもの、実行にまで至ることができないようなありきたりな解決方法しか思いつかず、実行にまで移すことができない場合がほとんどです。

しかし、局長である永井陽右さんの常人では思いつかないようなアイディアや、ホームページや文章だけでは伝え切れない想いを直に受け、この団体の理念が本物であると感じました。今ではソマリアで過激化組織の抱えている問題を分析し、その解決に何が必要かを冷静に見極め、その解決のために様々な人脈や組織と協力しながら問題解決に勤しんでいる局長やメンバーを見ながら活動することによって、大きな刺激を受けています。

アクセプトインターナショナルを知るまで、私もソマリアという国に対しては「海賊行為」や書籍『恋するソマリア』(高野秀行)で読むような偏ったイメージしかありませんでした。

政治が腐敗している国家で、多くの若者が社会情勢と自分の想いの板挟みになり、葛藤しながら過激化組織に所属してしまう現状。そんな現実から抜け出したくても抜け出せない組織の実態。DRRプロジェクトに参加している投降兵や逮捕者の顔を写真で見ていると、彼らがどのような想いで今までの人生を生きてきたか、どのような変革を求めているのか、どれだけ真剣に未来のことを考えているのか、わかるような気がします。残念ながらプライバシーやセキュリティの観点から彼らの表情をみなさんに直接お見せすることはできないのですが、真面目に、そして時折笑顔を見せてくれる彼らには自分たちと同じような「若者」らしさを感じます。そんな自分たちと同世代の若者の新たな人生をサポートできることに、誇りとやりがいを感じています。

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現在、アクセプト・インターナショナルの日本人スタッフがソマリアに渡航中です(海外渡航用のPCR検査を受けた上で、万全の感染対策を行っております)。

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により、事業にも大きく支障が生まれ、日本人スタッフも中々渡航ができない状況が続きました。そんな中でも現地スタッフと連携し、ソマリア中央刑務所にてDRRプロジェクトを進め、投降促進プロジェクトも大きな成果を挙げています。

※投降促進プロジェクトとは、アクセプト・インターナショナルがソマリアの現地軍と連携をとりながら、政府とアフリカ連合がテロ組織アルシャバーブから奪還したエリアを中心に、リーフレット展開による投降を支援する活動です。このプロジェクトを実験的に始めて半年足らずですが、既にアルシャバーブに所属していた過激思想を持つ兵士たち100人以上が投降しました。

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皆さまのご寄付により、一人のいわゆる元テロリスト(ほとんどが子供と呼べる年齢の若者)が新しい人生をあゆみ、暴力に加担しない道を進むことができるだけでなく、彼らが傷つけ・殺めるはずだった人の命まで救うことができます。

ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

クラウドファンディング特設ページ→https://accept-int.org/drr2020/

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