ニュースでよく聞く知らない言葉シリーズ①ユダヤ人

こんな人に読んでほしい!

  • 中東で起こっていることが「分かりにくい」と思う人
  • 中東関連のニュースで分からない言葉がある人
  • 国際ニュースを良く読む人

こんにちは!あらきです。

今回は、初学者の方を対象とした記事となっています。

私自身「中東研究」をしているわけではないので、基本的には独学で学んでいます。

その中で私自身が中東に興味を持つまで知らなかった言葉や、定義が曖昧な言葉などをピックアップしています!

「ニュースでよく聞く知らない言葉シリーズ」では、普段ニュースや本など、日本人が身近に感じる中東に関する話題に良く出てくる言葉を、なるべくニュートラルな立場で、百科事典などをもとに作成しています。

しかし、言葉の捉え方は十人十色だと思うので、もし「ここは違うよ」「私は違う意見を持っているよ」という方は、是非コメントをお願いします!

以上のことを考慮したうえで読み進めてください!

 

ユダヤ人とは?

ユダヤ人には、共通して使用されている言語や、彼らが住んでいる特定の土地は存在しません。そのため、どのように“ユダヤ人”という人種を区別・定義することは容易なことではないのです。

 

ユダヤ人の基本定義

・ユダヤ人の子孫(ユダヤ人の母親から生まれた子供)

→ユダヤ教の法律によると、ユダヤ教を信仰していなくても、ユダヤ人の子孫はユダヤ人とされるようです。ユダヤ法では、父親がユダヤ人で母親が非ユダヤ人であった場合には、その子供はユダヤ人とは認められないとされています。

・ユダヤ教を信じている人(ユダヤ教に正式に改宗した人)

→イスラエルでは正統派ユダヤ教以外はユダヤ人と認めていないので、保守派・改宗派のラビが認めたユダヤ教徒はユダヤ人ではないとされることもあります。

※ラビとは、ユダヤ教の宗教指導者のことです

(・イスラエルに昔から住んでいたアラブ人がユダヤ教を信仰している場合)

 

上記2つが主なユダヤ人の定義であり、最後の括弧内の定義は認められる場合もある、という認識があるようです。

 

ユダヤ人の中の区別

実践的ユダヤ教徒と世俗ユダヤ人

・実践的ユダヤ教徒:実際にユダヤ教の教えを実行している人

→“やがては救世主が現れ、神様が自分たちを救ってくれる“というユダヤ教の教えを信じている人

・世俗ユダヤ人:宗教と関係のないユダヤ人

これらの2つのタイプのユダヤ人がいることから、個人の行動や思想はユダヤ人であるかどうかには全く関係がないということがわかります。ユダヤ人に共通するものは、彼らがユダヤ人であるという認識や、ユダヤ人としてのアイデンティティを持っているということだけのようです。

 

アシュケナジーとスファラディー

祖先の出身地別分類

・アシュケナジー:

ヘブライ語で「ドイツ」という意味→ドイツや東欧に住んだユダヤ人の子孫のこと

イーデッシュ語(ドイツ語×ヘブライ語)を使用していました

・スファラディー:

「スペイン」を表わす言葉→スペイン地方に住んだユダヤ人の子孫のこと

→1492年にキリスト教徒にスペインが占領されたことにより、追放される

ラディーノ語(スペイン語×ヘブライ語)を使用していました

 

あとがき

いかがでしたか?

「ユダヤ人」は日本人のように特定の土地に在住してたり、「ユダヤ人」としてのパスポートを持っていないので、定義することが非常に難しいと思いました。私自身ニュースを聞いていて、「ユダヤ人って誰のことを指すんだろう?」と疑問を抱いていたこともあり、今回はこのテーマを選択しました。

仮にパスポートを持っていたとしても、アイデンティ構成やその背景などを考えたときに、民族を正確に特定することは出来ないと思っています。

そんな中、辞書に載っている定義ではありますが、少しでもニュースが読みやすくなれば…という願いを込めてこの記事を執筆しました。

これからもこのシリーズを継続していきますので、お楽しみに!

Related Post

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA